ぼく 株太郎
株太郎
ニューヨークの時刻





レーティング・格付け
  ├ 1. レーティング情報
  ├ 2. 格付け情報
  └ 3. 「レーティング」 と 「格付け」 の違いについて


 1.レーティング情報 TOPへ戻る
レーティング情報
株式新聞
「レーティング情報」
株式新聞のページ。毎日更新。注目銘柄をピックアップして紹介 (参考:レーティング定義について) 。
掲載先: いちよし経済研究所、岡三証券、コスモ証券、ゴールドマン・サックス証券 (GS)、JPモルガン証券、新光証券、大和総研、東海東京証券、東洋証券、ドイツ証券、日興シティグループ証券、野村証券、みずほ証券、三菱UFJ証券、モルガン・スタンレー証券、UBS証券 など
注目レーティング トレイダーズウェブのページ。毎日更新。注目銘柄をピックアップして紹介。
掲載先: HSBC、岡三証券、クレディ・スイス証券 (CS)、コスモ証券、ゴールドマン・サックス証券 (GS)、JPモルガン証券、CLSA (カリヨン証券)、新光証券、大和総研、ドイツ証券、日興シティグループ証券、野村証券、みずほ証券、三菱UFJ証券、メリルリンチ証券、モルガン・スタンレー証券、UBS証券、リーマンブラザーズ証券 など
CCPレーティング情報 1週間ごとに更新 (毎週火曜更新) 。注目銘柄をピックアップして紹介。
掲載先: ゴールドマン・サックス証券 (GS)、新光証券、大和総研、日興シティグループ証券、野村証券 など
MSNマネー
「レーティング検索」

過去のレーティング情報を検索できる。MSNマネーのページ。


 2.格付け情報 TOPへ戻る
指定格付け機関 (5社) による格付一覧
JCR
「格付け情報」
JCR (日本格付研究所) による格付け情報。本日の格付け、当月格付け、格付一覧など、様々な方法で検索できる。
格付投資情報センター
「格付け一覧」
格付投資情報センター (R&I) による格付け情報。日本企業 (政府系機関を含む) の格付け情報を多数掲載。
スタンダード&プアーズ
「信用格付け」
スタンダード&プアーズ (S&P)による。「格付けリスト」「格付けニュース」「格付け変更リスト」「格付け定義」等を掲載。
ムーディーズ
「格付け情報」
「事業会社」「銀行・証券」「保険」「サムライ債」「国債・特別債」「ソブリン」等、種類別に分類された格付け情報を掲載。
フィッチ・レーティングス
「格付け一覧」
フィッチ・レーティングスによる。金融機関、事業会社、パブリック・ファイナンス、ストラクチャード・ファイナンスなど。

格付け機関 (格付け会社) による「格付け」とは?
 格付け (信用格付け / 格付) とは、国債や社債などの債券を購入する投資家に対し、「元本や利息の支払いが契約通りに行われないリスク」を記号で表し、公表したものを指します。
 格付け記号は、以下のとおりとなっています。一般的に、投資に適したランクは 「AAA (Aaa)」から 「A」 までです。 「BB (Ba)」 以下は、投資に適さないランク (投機的要素あり / 投資不適格) になります。
信用リスクの基準 (格付機関によって若干異なる)  ムーディーズ 他の4社
信用力が最も高い (最高位) Aaa AAA
信用力が高い Aa AA
投資適格程度 (信用リスクが低い) A A
中程度 (一定の信用リスクあり) Baa BBB
投機的要素あり (相当の信用リスクあり) Ba BB
信用リスクが高い B B
債務不履行の懸念が強い Caa CCC
債務不履行の懸念が極めて強い Ca CC
債務不履行に陥っており、債権回収もほぼ不可能 C C
倒産 / 債務不履行に陥っている D D


 3.「レーティング」 と 「格付け」 との違いについて TOPへ戻る
「レーティング」とは?
 レーティングとは、証券アナリストのリサーチに基づいた「投資判断」をいいます。言い換えると、企業の 「株価に対する評価」 を表しています。したがって、株価が割安であると評価されれば "高いランク付け" になり、割高だと評価されれば "低いランク付け" になります。
 このため、格付け (信用力。詳細後述) がやや低い会社であっても、極端に売られ過ぎていれば、 割安銘柄 ということでランク付けは高くなり、格付けが高い会社 (収支&財務が良好で信用力が高い会社) であっても 極端に人気が集中して買われ過ぎれば 割高銘柄 ということでランク付けは低くなります。
 レーティングには、「3段階評価」 と 「5段階評価」 の2種類の評価方法があります。野村、大和、三菱UFJ、みずほ、新光など、国内の多くの調査機関では、5段階評価を採用しています (「1」 や 「A+」 が最上級評価。レーティング定義はこちら)。一方、外資系調査機関の多くは、3段階評価を採用しています。
 各評価機関とも、毎日多数のレーティング (投資判断) を実施しています。多くの機関は、向こう6~12ヶ月の投資期間を目安として評価しています。「最上級」の評価がなされると、10~20%の株価上昇が期待できる場合があるなど、株価動向を見極める判断材料としても大いに活用できます。

「格付け (信用格付け)」とは?
 格付けとは、銀行や企業の「信用力」を表したものをいいます。信用力とは、銀行や企業が債務を返済する確実性があるかどうかを示すものをいいます。このため、業績不振&それに伴って財務が不健全な状態に陥れば、信用力は低いと判断され、格付けは低くなります。
 ちなみに、株価が一時的に「割安」や「割高」になっても、格付け (信用力) の評価は変わりませんので、ご注意ください。